語彙・熟語18
- 単語は「見て分かる」だけでなく「読んで意味が浮かぶ」速度を上げる。3級の語彙は中学教科書の延長なので、見知らぬ単語より「知ってるはずなのに止まる」単語を重点的に潰す。
- 動詞の過去形・過去分詞の不規則変化(go-went-gone / take-took-taken など)は筆記と一次リスニング両方に頻出。20語程度リストを作り口に出して繰り返す。
- 前置詞つき熟語(look for / look after / look forward to)は丸ごと一つの意味の塊として覚える。lookだけ知っていても後ろがなければ正解できない。
- 「agree / disagree」「hope / expect」「decide / choose」など意味が近い動詞の使い分けを意識する。穴埋め問題で惑わせる定番の組み合わせ。
- 副詞「already / yet / still / just」は時制と組み合わせて問われる。「Have you finished yet?」「I've just arrived.」のような形ごと覚える。
- 形容詞の対義語ペア(expensive ↔ cheap / safe ↔ dangerous)はセットで覚えると語彙量が倍になる感覚で効率が良い。
- 「enjoy / finish / stop / give up」の後ろは動名詞(-ing)、「want / hope / decide / plan」の後ろは不定詞(to do)。この仕分けは文法でも語彙の知識でもある。
- 日常会話の定型表現(Sure. / Of course. / That sounds great. / I'm not sure. / No problem.)はリスニングの会話問題で答えの選択肢に直結する。
- 「popular / famous / well-known」はほぼ同義で置き換えられるが、問題文で使い分けられることがある。popular は「多くの人に好まれる」のニュアンスが核。
- 数・量を表す表現(a few / a little / many / much / a lot of)は可算・不可算の区別と一緒に頭に入れる。間違えると文法問題で落とす。
- 季節・行事・学校生活(festival / tournament / club activity / field trip)は会話問題の背景として頻繁に登場する。知っているだけで状況把握が格段に速くなる。
- 「spend time -ing」「waste time -ing」「have trouble -ing」など「時間・苦労」系の熟語は英作文でも使える。覚えれば得点源が二か所に増える。
- 接頭辞 un-(unhappy / unfair / unusual)、re-(return / review / remind)を知っていると未知語の意味を推測する足場になる。完全に知らなくても消去法で正解を選べる。
- 「travel / trip / tour / journey」の使い分けは3級でも問われる。trip は比較的短期・往復の旅、tour はガイドつき観光というイメージをざっくり持つ。
- 動詞 take の多義(take a bus / take a picture / take care of / take place)は正誤判断や長文の言い換え問題に使われる。文脈で判断できる訓練をしておく。
- 「receive / accept」「say / tell / talk / speak」など似た動詞の語法(目的語を取るかどうか)を確認する。tell は必ず「誰かに」が続くが、say は人の目的語を直接取らない。
- 「at first / at last / finally / in the end」は順番や結末を表す語。長文で話の展開をつかむキーになり、正解選択肢の言い換えにもなる。
- 英検3級の語彙問題は文脈から意味を絞る形式。知っている単語でも「この文脈では?」と立ち止まる癖をつけ、反射的に選ばない。
文法16
- 現在完了形(have/has + 過去分詞)の3用法(経験・完了・継続)のうち「継続」が3級では特に頻出。「How long have you lived here?」の形を瞬時に作れるように。
- 受動態(be + 過去分詞)を能動態に戻す、または逆の変換は一次筆記に毎回登場する基礎。主語と目的語の入れ替えを素早くできるよう練習する。
- 比較級・最上級は規則変化(tall → taller → tallest)と不規則変化(good → better → best / many → more → most)を混同しないこと。問題での使い分けは文脈を確認。
- 不定詞の形容詞的用法(something to drink / time to leave)は会話問題と長文の両方で使われる。「〜するための」と訳せる形を識別する。
- 接続詞 because / so / but / although の使い分けは英作文の減点源になりやすい。because の後は理由、so の前が原因と意識する。
- 関係代名詞 who / which / that の3択は先行詞が人か物かで決まる。thatは両方に使えるが、問題によっては who や which しか使えないスペースもある。
- 助動詞 must / have to / should / had better の強さの違いを意識する。must は強い義務、had better は「さもないと」のニュアンス。会話問題で選択肢を絞るヒントになる。
- 疑問詞 how の複合表現(how long / how many / how often / how far)は3級リスニングでよく問われる。答えの形(時間・回数・距離)と対応させて覚える。
- There is / There are 構文は文の主語が述語の後ろにある特殊形。is か are は後ろの名詞の数で決まる。単数複数の判断ミスをゼロにする。
- 「I wish + 過去形」は仮定法の入り口。3級の範囲内で「今と違う現実を望む」場面に使われる。直説法と仮定法を混同しないこと。
- 間接疑問文(Do you know where he lives?)は語順が肯定文になる点が落とし穴。疑問詞の後ろを「S+V」の順に戻す。
- 動名詞が主語になる文(Studying English is fun.)は単数扱い。動名詞主語に is を使う感覚を体に入れる。
- 否定疑問文(Isn't it cold today?)への答え方:事実が肯定なら Yes / 否定なら No と答える。日本語の感覚(「そうじゃないの?」→「うん」)と逆になりやすいので注意。
- 「It takes + 時間 + to do」は所要時間を表す3級頻出構文。会話でも長文でも登場するので、数字と時間の単位(minutes / hours)ごとイメージで覚える。
- 付加疑問文(You like music, don't you?)は動詞の種類と時制に合わせて変える。be動詞文・一般動詞文・助動詞文で形が違うため、法則を一気にまとめて覚える。
- 冠詞(a / an / the)の有無は3級でも選択肢の絞り込みに影響する。初出は a/an、既出や特定は the、固有名詞・無限定は無冠詞という原則を押さえる。
長文読解16
- 長文は最初の1〜2文(導入部分)に「何の話か」が書いてある。問題を読む前に導入だけ先に読んで話題をつかむと、細部の読み飛ばしが減る。
- 質問文中のキーワード(固有名詞・数字・疑問詞)を先にマーキングしてから本文に戻る「問先読み」は、必要な情報に素早く照準を合わせるのに効果的。
- 選択肢の言い換えに注意する。本文に書いてある言葉がそのまま正解になることは少なく、同義語・言い換え表現に置き換えられて選択肢になる。
- 会話文読解では最後のセリフや返答の流れから「欠けている一文」を選ぶ形式が多い。前後の話題の流れを追うと自然な選択肢が浮かぶ。
- 「However / But / Although」が出たら、その前後で主張が逆転するサインと受け取る。筆者が言いたいことは逆接の後ろにあることが多い。
- 「For example / such as / like」の後ろは具体例。長文読解では具体例の中身より「何の例か」という上位の主張を先につかむ方が問いに答えやすい。
- 固有名詞(人名・地名・組織名)は意味を訳さなくていい。どんな役割の人・場所かだけ把握して読み進める方が速い。
- 数字・日付・曜日が本文に出たら素早くマーキングする習慣をつける。「いつ?どのくらい?」を問う設問の答えが集中している。
- 選択肢4つのうち本文に書かれていないことを選ぶ「NOT問題」は罠が多い。本文と照らし合わせて一つずつ消去法で確認するのが安全。
- 3級の掲示・メール・お知らせ形式は「誰が・誰に・何を伝えているか」の3点を最初に確認する。目的が分かれば細部の理解が速くなる。
- 接続副詞(therefore / however / in addition / as a result)はパラグラフの論理展開を示す道標。これを追うだけで話の骨格が見える。
- 本文を全部精読しようとすると時間が足りなくなる。設問に対応する箇所だけを丁寧に読み、他はざっと流す強弱のメリハリをつける。
- 選択肢に「always / never / all」のような極端な表現があれば疑ってかかる。本文は「sometimes / many / most」程度の表現になっていることが多く、言い過ぎの選択肢は外れになりやすい。
- 英文メールでは冒頭の宛名・結びの一文に「書いた理由」が凝縮されていることが多い。本文の前後を先に読むと主旨が速くつかめる。
- 知らない単語が出ても文全体の文脈から意味を推測する練習をする。3級の問いは知らない単語を訳す問題ではなく、文脈理解を測っている。
- 同じ段落内に繰り返し登場するキーワードは、その段落の「テーマ語」と考えてよい。意識的に拾って読むと段落の要旨が頭に残りやすい。
リスニング16
- リスニング本番は放送前の「問題用紙の確認時間」が数秒ある。選択肢の絵や文字を事前に流し見して「何を問われそうか」を予測しておく。
- 会話形式の問題では最後のセリフが答えにつながることが多い。途中で意味が分からなくなっても最後まで聴き続ける集中力を切らさない。
- 数字・曜日・時刻は聞こえた瞬間に問題用紙にメモする習慣をつける。記憶に頼ると放送終了後に混乱しやすい。
- Yes / No で答える質問(Does she...? / Did you...?)は疑問詞なしの疑問文。答えの選択肢もyes/no系になるので、行動の「あり/なし」に耳を集中させる。
- How much / How many / How long 系の答えは「具体的な数・量」が来る。数字を聞き取るために耳の「スイッチ」を切り替える意識が有効。
- 会話の場面(電話・買い物・学校)は最初の1〜2文で判断できる。場面が分かると「何の話が来るか」の予測精度が上がり、内容を補いながら聴ける。
- 選択肢に絵が付いている問題は事前に絵の違いを確認しておく。色・場所・人数・動作のどれが違うかを先に意識しておくと聴くべきポイントが絞れる。
- 3級のリスニングは2回放送される。1回目で大意をつかみ、2回目で細部(数字・固有名詞)を確認するという2段階で使い分けると精度が上がる。
- 英語の音の「繋がり」(リンキング:want to → wanna / going to → gonna の口語短縮)に慣れておくと音が取れなくなるストレスが減る。
- ポーズ(間)は話者の「区切り」のサイン。ポーズの後に来る情報は重要なことが多く、そこで気を引き締めると重要情報を逃しにくい。
- 聞き取れなかった箇所を引きずって次の文を聞き損ねるのが典型的な失点パターン。分からない部分はさっと諦めて次に気持ちを切り替える。
- 問題ごとに放送が終わった後に次の問題の選択肢を先読みする「隙間先読み」を練習しておく。答えを選ぶ時間が増え、落ち着いて次に備えられる。
- 否定表現(don't / can't / won't)の聞き取りミスは答えが真逆になる。not の音は弱く速いので、動詞の後ろに来る短い音を逃さない意識を持つ。
- 「I think...」「I'm afraid...」「I hope...」は話者の気持ち・態度を示す枕。この後に続く内容が「話者の意見」として問われることが多い。
- 英語のアクセントは強い音節に情報が詰まる。強く読まれた単語が聞こえたら、それが文の核心だと受け取ってメモする。
- 繰り返し音声を聴く際は「スクリプトなし→設問に答える→スクリプト確認→再度音声」の順でやると、聞き取りのどこで詰まるかが可視化される。
ライティング12
- 3級英作文(Eメール)は「提示された条件(2つの質問)に答える形式」。質問を英語で確認し、その答えを1文ずつ書くだけで最低限の構成が整う。
- 1文目は挨拶や導入に使わず、最初の質問への答えを直接書き始める。限られた語数(35〜75語)の中で要点を先出しするのが高評価のコツ。
- 接続詞(and / but / because / so)を使って2文をつなぐと、語数を稼ぎながら読みやすさも上がる。ただし接続詞の用法が正確であることが前提。
- 単語・文法ミスの多い難しい表現より、正確に書ける易しい表現を選ぶ。採点は正確さも評価対象で、複雑な文で失点するよりシンプルに正確が得策。
- 主語と動詞の一致(三人称単数現在の -s)は最も多い減点ポイントの一つ。書き終わったら全動詞をチェックする習慣をつける。
- 英作文の語数は必ず数える。35語未満は大幅減点になるので、15〜20語の文を2〜3本書けば安全圏に入る計算として使う。
- 固有名詞・文頭・代名詞I は大文字を徹底する。大文字・小文字のミスは内容より目立つ凡ミスで、印象と点数の両方に影響する。
- 「I like ...」「I want to ...」「I enjoy ...ing」は3級英作文で使いやすい動詞。自分の意見を述べる質問に対して迷ったときの安全な出だし。
- 質問への答えと「その理由/詳細」を1セットで書くことを意識する。答えだけ書いて語数が足りないよりも、because / so で理由を足す方が自然で語数も稼げる。
- 時制のズレに注意する。質問が過去形(What did you do...?)なら答えも過去形(I went / I ate...)で揃える。現在形のまま答えると減点対象になる。
- 書き終えた後に3点を確認する:①語数(35〜75語)②主語・動詞の一致 ③ピリオド・大文字。この3点だけで防げる失点が多い。
- 「first / next / finally」は出来事の順序を並べる際に使える。与えられた質問が「何をしたか」など手順を問う場合に活用すると文章に流れが生まれる。
二次・面接10
- 二次試験は「正しい英語を話す試験」ではなく「コミュニケーションしようとする姿勢を見せる試験」でもある。沈黙より不完全でも答えようとする態度が大切。
- パッセージの音読は意味の区切りで少し間を置く「フレーズ読み」を意識する。速く読み上げるより、落ち着いて区切りながら読む方が評価が安定する。
- 「No.1」の質問(パッセージについて)は本文を読み返して答えてよい。手元の紙を見ながら答えることは試験上問題ない。ためらわずに活用する。
- 「No.2/3」のイラスト描写は「A woman is cooking in the kitchen.」のように「主語+be動詞+〜ing」の進行形を使うと状況の描写としてまとまりやすい。
- 「No.4/5」は自分の意見を問われる自由回答。答えが短くても「I think... because...」の形で理由まで言うと、内容の評価点につながる。
- 聞き取れなかった場合は「Could you say that again, please?」「I'm sorry?」と聞き返してよい。無言よりもコミュニケーション力をアピールできる。
- アティチュード(態度点)は試験官と目を合わせてはっきり話すことが基本。面接室に入ってから退室まで礼儀正しく接すること自体が採点対象に含まれる。
- 音読後の質問は「著者はなぜ〜と言っているか?」の形が多い。パッセージ中の根拠となる文を見つけ、そのまま使って「Because ...」と答えれば最低限の回答が成立する。
- イラストで描かれている人物が複数いる場合は1〜2人に絞って描写する。全員触れようとして時間切れになるより、1人を正確に描写した方がスコアが安定する。
- 自由意見問題(No.5)で「Yes」「No」だけで終わるのは避ける。「Yes, I do. I think... because...」まで話すことを事前に型として練習しておく。
時間配分6
- 試験当日の時間配分の目安:語彙・文法(大問1〜2)に20分、読解(大問3〜4)に25分、英作文(大問5)に10分、見直しに5分。これを超える大問はいったん飛ばして次に進む。
- 確実に分かる問題を先に埋め、迷う問題に後で戻る「確実先取り」戦略で、試験時間を無駄なく使う。時間が余ったときの戻りも想定して解答欄番号をメモしておく。
- リスニングは自分のペースで止められない。筆記終了から放送開始まで少し時間がある場合は、リスニングの選択肢を先読みする準備時間として使う。
- 英作文は語数カウントに思いのほか時間を取られる。書きながら10語ごとに区切りを付けるなど、カウントをすばやく終わらせる自分ルールを作っておく。
- 長文の設問は問題番号順に本文の該当箇所が現れることが多い。問1の答えは本文の前半、問3の答えは後半にある想定で読むと目線の移動ロスが減る。
- 試験終了10分前には一度全体を見渡し、マークし忘れの空欄がないかを確認する。無回答は必ず0点になるので、残り時間で勘でもよいので埋める。
本番・心構え6
- 本番で「これは難しい」と感じても、他の受験者も同じように感じていることが多い。問題全体の難易度が上がれば合格点も下がる傾向があるので、一問で動揺しない。
- 前の問題の出来が気になっても、終わった問題は変えられない。次の問題への集中を切り替えるために「今ここ」に気持ちを戻す練習を普段からしておく。
- 見直しで「最初の直感の答え」を変えるかどうかは根拠があるときだけにする。「なんとなく気になる」だけで書き直すと、正解から不正解に変わることがある。
- 試験前夜は新しい問題を解くより、これまで間違えた問題のリストを眺めて「自分が分かっていること」を確認する方が当日の自信につながる。
- 英検の合否は「満点取れるか」でなく「合格点を超えるか」の試験。得意な大問で取れる点数を最大化し、苦手な大問での失点を最小化する戦略的な発想で臨む。
- 解答は必ずマークシートに転記する時間を確保する。問題用紙に正解を書いていてもマークを忘れたら0点。転記のタイミングをルールとして事前に決めておく。
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