DICTATION · 英検5級

英検5級
ディクテーション練習のやり方

難易度 ★☆☆☆☆

中学初級相当。短く簡単な英文でも、音として聞き取れるかは別の力です。書き取りで「見えない穴」を発見する練習を始めましょう。

英検5級のディクテーションとは

ディクテーションとは、英語を聞いて文字に書き取る練習です。英検5級では「知っている単語なのに、音だと聞き取れない」というパターンが多く、ディクテーションはその差を正確に見つける最も効果的な手段の一つです。

ディクテーションで何がわかるか

英検5級で扱う単語や表現は比較的やさしいものが中心です。それでも音声を聞いて書き取ろうとすると、書けない箇所が出てきます。

書けなかった語は、「知っているが音として体に入っていない語」です。 「文字では読めるが音では認識できない」という状態がリスニング失点の主な原因です。ディクテーションはこの状態を可視化します。

5級では be動詞・一般動詞・数詞(数字・曜日・時刻)・あいさつ表現あたりが書けないポイントになりがちです。

取り組み方のステップ

Step 1

まず通して聞く

問題文全体を一度聞き、大まかな内容をつかみます。いきなり書こうとせず、まずは「何について話しているか」を把握する。

最初は雰囲気をつかむだけでよい
Step 2

書き取りに挑戦

再度聞き、空所に当てはまる語を書きます。5級ではゆっくりめの速度が多いため、一語一語を意識的に聞いてみましょう。

全部聞き取れなくて当然
Step 3

答え合わせで発見

正解を確認し、書けなかった語に注目します。「この単語は知っていたのに」という語こそ、音として定着が必要な語です。

「書けない=音が入っていない」と気づく
Step 4

声に出してまねる

書けなかった語を、正解の音声を聞きながら声に出してまねます。声に出すことで、音と文字が脳の中でつながります。

シャドーイングで音を体に入れる

ゆっくりな速度から始めるコツ

英検5級のリスニング音声は、それほど速くありません。それでも聞き取れないのは「音の形を知らないから」です。

はじめは再生速度を落とした練習(0.7〜0.8倍速)から始めても構いません。「ゆっくりなら聞き取れる」を確認してから、通常速度に上げていくのが確実です。

ゆっくりで書けない語は、速度を上げても書けません。 速さへの慣れは二次的な問題で、まず「音と文字の一致」を優先しましょう。

英検5級の出題傾向とディクテーション対策

5級リスニングでよく出るジャンル

最頻出家族・自己紹介(家族構成・名前・職業を表す語)
最頻出学校・日課(教科・曜日・時刻・日常の動詞)
頻出趣味・スポーツ(クラブ活動・好きなこと)
頻出身近な物・場所(形・色・位置を表す語)

※出題傾向は参考情報です。最新・詳細は日本英語検定協会の公式情報をご確認ください。

5級でとくに「音として入れたい」表現

これらは知っていても、音声の流れの中で意識する前に次の語が来ます。繰り返し聞いて、「音のまとまり」として覚えましょう。

ディクテーション後の自己確認チェックリスト

1回分が終わったら確認しましょう

書けなかった語を書き出して、音声を聞きながら声に出した
書けなかった語が、知っている語だったか・知らない語だったかを区別した
知っている語なのに書けなかった場合、音声を繰り返し聞いて音の形を確認した
書き取った文全体をもう一度通して聞き、意味を確認した
間違いが多かった箇所を、翌日も繰り返してみる計画を立てた

ディクテーションとシャドーイングを組み合わせる

ディクテーションで「書けない語(音が入っていない語)」を見つけたあと、その語を含む文をシャドーイングすると定着が速まります。

シャドーイングとは音声を聞きながら同時に声に出してまねる練習です。声に出すことで、耳だけでなく口・喉も使って音を覚えるため、次に聞いたときに素早く認識できるようになります。

ディクテーション(発見)→ シャドーイング(定着)→ もう一度ディクテーション(確認) というサイクルが効果的です。

NEXT STEP

書き取りは「聞こえていない証拠」を見せてくれる。

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ほかの級のディクテーション:
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