1. このレッスンの目的
英検3級のリスニング試験は、英検4級と比べて大幅に難易度がアップします。本レッスンでは、リスニング問題の出題形式と対策を詳しく解説します。
2. 英検3級リスニングの特徴
✅ 4級と比較して難易度が大幅アップ!
・流れる英文の長さが4級の約20語 → 3級では約35語に増加
・英文が1回しか読まれない(聞き逃すと再確認できない)
・選択肢がより似た意味の単語や表現で紛らわしい
3. 出題形式と攻略法
第1部: 会話の正しい応答を答える質問(10問)
日常会話でよくあるやりとりが出題され、適切な返答を選ぶ問題。
✅ よく出るパターン
Q: How was your weekend?
A: It was great! I went to the park.
Q: Would you like some tea?
A: Yes, please.
第2部: 対話に関する質問(10問)
2人の会話を聞き、内容について正しい答えを選ぶ問題。
✅ 攻略ポイント
・話の流れ(話者の意見や希望)に注意する
・数字・時間・場所に関する情報を聞き逃さない
・相手の質問や応答の内容から、答えを推測する
第3部: 文章に関する質問(10問)
短い文章を聞き、内容について答える問題。
✅ よく出る内容
・お知らせ・説明文・日記の一部が読まれる
・具体的な「日時・場所・人数・目的」に関する質問が多い
4. 効率的なリスニング対策
① キーワードを意識する
リスニングでは、すべての単語を聞き取る必要はありません。Who, When, Where, What, Why など、質問に関係するキーワードをつかみましょう。
② 予測しながら聞く
英語の会話にはパターンがあります。「How was your day?」と聞かれたら、答えは「It was good.」などのポジティブな表現が来ることが多いです。
③ 過去問や模試で実戦練習
本番と同じ形式の問題を聞きながら、時間制限の中で解く練習をすることで、リスニング力を鍛えることができます。
④ シャドーイングを活用する
音声を聞きながら、即座に同じように発音してみることで、聞き取りやすさが向上します。
5. まとめ
- 英検3級のリスニングは「会話応答・対話内容・文章理解」の3部構成
- 一度しか読まれないため、キーワードを意識して聞くことが重要
- 過去問や模試を活用し、実戦練習を重ねる
英検3級のリスニングは、聞く力だけでなく、文脈を予測する力も重要です。毎日少しずつ練習を続けて、確実にスコアアップを目指しましょう!